内臓肉について

2010年12月24日 担当テク

 生き物の健康は健康な内臓から作られることは言うまでもありません。いかに健全な飼料や水、環境を整えて飼育するかにかかっています。残留農薬があったり、計算上栄養価があっても高カロリー、高蛋白で家畜の生理を無視した食べ物を与えていたのでは不健康になることは間違いありません。結局内臓に負担がかかったり、繁殖障害を起こしたりと様々な障害を引き起こすことになります。

 こういった点で、輸入穀物に頼らず国内産のもので(地産地消の考え方は家畜の食べ物にもしっかり当てはまる)、農場産の有機牧草、北海道産の農業残渣物を中心にした飼料を発酵させて食べさせています。飼育環境についても牛舎も豚舎も独特の臭いはびっくりするほど少ないです。ですから、牛も豚もどちらも臭みの少ないとてもきれいなみごとな内臓をしています。特に牛の肝臓はお勧めです。豚の肝臓は残念ながら、放牧していることと、床を発酵床にしているので、どうしても土や床をほじくり返して食べることから、寄生虫が入っていわゆる寄生肝といって廃棄されるものが出ています。駆虫剤を投与しますがなかなか駆除できないでいます。殺菌剤を撒いたり、放牧をやめたりすれば解決しますが、それはしたくないところです。堆肥化する時に発酵熱が70度以上まで上げることが出来れば寄生虫の卵は死滅するので、その方向で解決の道を探りたいと考えています。

 いずれにしても、どこに出しても恥ずかしくない内臓肉です。

興農ファームの加工品

2010年12月14日 担当テク

興農ファームの加工品

 加工品には、豚肉の加工品のソーセージやハム等と手作りのコロッケ・ミンチカツ・ハンバーグがあります。

 ハム・ソーセージは、農場から約400km離れた、今回ノーベル化学賞を受賞された鈴木章さんが生まれた鵡川というところにある、むかわソーセージ工房で作ってもらっています。温屠体製法と言って、屠殺直後のお肉がまだ温かいうちに練り込んでベースになる生地を作ってしまいます。暖かいうちに練り込むと肉自体に粘りが出るので、結着材を全く必要としないのです。代表の伊藤さんがドイツに行って学んでこられた製法です。ですから、結着材なしのポーク100%のソーセージなのです。粗引きとかバジル、北海道に自生している行者ニンニク等を入れたバリエーションがあります。香辛料も自然塩や四国の和三盆糖など選りすぐったものを使用しています。美味間違いなしで、好評をいただいてます。

 コロッケ・ミンチカツ・ハンバーグは、使用するじゃがいも・玉ねぎはすべて有機栽培のものを使用し、衣も原料を吟味して国産の小麦でできたパン粉、秋川牧園の全卵等今現在の国内で入手できる最良質のものを使用しています。もちろん牛肉・豚肉は農場産のもので、敷地内にある加工場でまさにひとつひとつ手作りで製造しています。

興農豚について

2010年11月 5日 担当テク

品種
(有)LWD(ランドレースにヨークシャーを交配した雌にデュロックの雄を交配したもの)
飼育方法
生後30日まで母豚につけ、離乳後90日前後で放牧地につながった肥育豚舎で飼育し、210日齢(7ヶ月齢)前後で出荷します。生体重120kg前後。
飼料内容
自家産有機牧草、道内産農業残渣物(澱粉粕・米糠・小麦・ビートパルプ・じゃがいも等)と、魚のアラ、NONGMOトウモロコシ等を自家配合して給餌しています。肥育の段階では薪による煮餌にして給餌しています。(トウモロコシは近々廃止する予定)
飼育の特徴
豚舎の床は、1.5m程掘り下げて炭を敷いた上に、発酵堆肥を1ペンに約2t以上入れ飼育の特徴 ています。豚はこの発酵堆肥をほじくり返しながら食べてもいます。豚舎は特有の悪臭はほとんどありません。毎日大好きなヨーグルト(自家製)を食べて、極めて健康的育っています。
肉質の特徴
1頭当り床面積も広く、運動量も多いことから赤身傾向の肉色をしており、味も甘味・旨味を兼ね備えた美味しい肉に仕上がっています。

興農牛について

2010年11月 5日 担当テク

・ 当農場の牛は、若齢の未去勢牛でできるだけ安全な飼料を与えてそだてています。

・ 飼料は、国産の米糠やくず米、くず小麦、大豆の皮等を主原料として自家配合した発酵飼料を給餌し、牧草は、化学肥料も農薬も一切入っていない農場の畑で採った乾草をたっぷり与えます。

・もちろん、遺伝子組換作物は不使用です。

・肉質は、いわゆるサシの入った脂肪分の多い牛肉とは異なり赤身の多い牛肉です。

・良質の蛋白質が高く、一つ一つの細胞がしっかりしていますから、少し固めに感じられるかもしれません。

・ハサップ規格(アメリカの宇宙研究所で宇宙食製造の為に開発された衛生管理手法)を、日本で最初に導入した北海道畜産公社北見事業所で、約16ヶ月齢で屠殺いたします。

・その後当加工場にてスライス等の加工をし、皆様の食卓にお届けいたします。