2010年12月24日 担当テク
生き物の健康は健康な内臓から作られることは言うまでもありません。いかに健全な飼料や水、環境を整えて飼育するかにかかっています。残留農薬があったり、計算上栄養価があっても高カロリー、高蛋白で家畜の生理を無視した食べ物を与えていたのでは不健康になることは間違いありません。結局内臓に負担がかかったり、繁殖障害を起こしたりと様々な障害を引き起こすことになります。
こういった点で、輸入穀物に頼らず国内産のもので(地産地消の考え方は家畜の食べ物にもしっかり当てはまる)、農場産の有機牧草、北海道産の農業残渣物を中心にした飼料を発酵させて食べさせています。飼育環境についても牛舎も豚舎も独特の臭いはびっくりするほど少ないです。ですから、牛も豚もどちらも臭みの少ないとてもきれいなみごとな内臓をしています。特に牛の肝臓はお勧めです。豚の肝臓は残念ながら、放牧していることと、床を発酵床にしているので、どうしても土や床をほじくり返して食べることから、寄生虫が入っていわゆる寄生肝といって廃棄されるものが出ています。駆虫剤を投与しますがなかなか駆除できないでいます。殺菌剤を撒いたり、放牧をやめたりすれば解決しますが、それはしたくないところです。堆肥化する時に発酵熱が70度以上まで上げることが出来れば寄生虫の卵は死滅するので、その方向で解決の道を探りたいと考えています。
いずれにしても、どこに出しても恥ずかしくない内臓肉です。



