(2012年1月25日、26日)
――興農ファーム35年の歩みを踏まえて――
知床半島南麓の標津町に興農ファームを拓いて35年が経ちました。1976年に草地酪農としてスタートし、1990年にYBB(ホルスタイン牡の未去勢肥育)の肉牛経営に転換し、さらに2005年からは放牧養豚を導入し、複合畑作へのチャレンジを開始しました。
広大な草地活用による粗飼料の農場内循環を軸に、濃厚飼料もほぼ100%の国内自給が実現し、アンガス種による周年完全放牧も母牛で80頭規模にまで拡大しています。さらに更新草地への放牧豚の導入、その跡地でのバレイショ、ソバ、ナタネなどの畑作、林野の自然に依拠した養蜂の導入など、知床の風土に則した土地利用方式の確立と立体的有畜複合畑作の確立への模索を重ねています。
知床のアイヌは、この地で海と川と大地に豊かな暮らしをつくり、自給的な畑作も実現してきたという風土的伝統もあります。酪農以前の初期の開拓民たちも有畜複合畑作にチャレンジしてきたという歴史もあります。
興農ファームの有畜複合畑作への新しい取り組みは、知床の地における先人たちの営みを継承し、戦後の草地型畜産の取り組みを踏まえて、知床の豊かな自然に生かされた有畜複合循環型の新しい農業形態を作り出そうと、意欲的にチャレンジしたいと考えております。
今回、厳冬期の知床標津の地で、私たちのこうした取り組みとこれからの農業構想をご報告し、みなさまとともに新しいチャレンジの意味と可能性について語り合う現地フォーラムを開催することに致しました。
突然のご案内で大変ご多用のことと存じますが、みなさまのご参集をいただきたくご案内申しあげます。
主催 知床の農業を考える会
共催 北海道有機農業研究会
有限会社 興農ファーム
注:ご招待の皆様へのご案内を一部抜粋して掲載しています。
参加につきましては、ご招待された方や団体となります。
日時:1月25日(水)、26日(木)
場所:興農ファームと標津町あすぱる町民活動室
1月25日(水)
第一部 15:00~18:30 (興農ファーム)現地視察と興農ファーム現状報告 本田廣一、清水多恵
倉田太郎、濱田英一第二部 19:00~21:00 (あすぱる研修室)
興農ファーム 新商品試食会、懇親会
料理人 ティラック・ピーリス
1月26日(木)
第三部 9:00~12:30 (あすぱる町民活動室)公開フォーラム「知床に新しい農業を拓く」
茨城大学前農学部長 中島紀一氏
農林水産省経営局経営安定対策室室長 福田英明氏
興農ファーム代表 本田廣一氏① 畜複合農業の構想と可能性 知床の歴史を振り返って
知床有畜複合農業への構想と模索
新技術の発見と創造
② これからの興農ファームの展開と地域連携
参加と創造のなかから
注:ご招待の皆様へのご案内を一部抜粋して掲載しています。
参加につきましては、ご招待された方や団体となります。



